とりあえずここまでの流れ、再度見たい方は以下過去ログをご参照下さいませ。m(__)m
● JOSHO1『HYPER REV CVT』 ファーストインプレッション
● JOSHO1『HYPER REV CVT』 途中経過
● JOSHO1『HYPER REV CVT』 途中経過その2
● 『JOSHO1 HYPER REV CVT : その4』 2種溝の違い
結論から申すと、改良版のJOSHO1プーリーは素晴らしいです ♪
以前ご報告した通り、軽い右肩上がりの回転変化を伴う変速が素晴らしいっす。このグラフね。
このグラフの『JOSHO1』の状態が、今の僕のお気に入り状態です。
高速域は、実はもっと変速してちゃんと伸びています。9,300rpmで128km/h。
( セットアップは最後に書いておきます )
もう今更ですので、初期バージョンがどうこう、という話は忘れます。初期モノとは全然違うプーリーキットになってしまいましたけどね。でもまあ、良いんでないすか。結果としてJOSHO1さんがしっかり改良された訳ですからね。(^_^;)
2種溝のローラー転動面は健在です。これは別に問題無かったですし。
なので、過去ログ『その4』は、参考にして頂けるかと思います。
では、僕なりのJOSHO1のススメをまとめておきますね。
● まずはポン付け、のススメ
さて、時々書いていますが、どうもPCXのエンジンは公差が広いようで、明らかな速い遅いが感じられます。残念ながら僕のエンジンは下限ギリギリなエンジンっぽい訳なのですが。(-_-;)
で、何が言いたいかというと、元気なエンジンならポン付けで十分楽しく速く走ってくれるはずだと感じます。なので、これから購入される方、ぜひ、まずはポン付けでお試し下さいませ。
(僕は、シムを入れて調整しないと出足がチカラ弱くなってしまいました)
● 最初はシムのみ調整がお勧め
純正が1速発進だとすると、2速を高い回転で発進させる、というイメージではありますので、出足の反応をもっと良くしたい方は、まずはシムのみで調整されると良いんじゃないかな?と思います。
今回のウェイトローラー初期セットは、『速さ』という観点でしっかり選定されていて非常に具合が良いですから、燃費を気にする方なら逆に重くしても良いくらいかと感じます。
シム追加の結果として、幸い変速特性に大きな変化も出ませんでしたし、これでまずゼロ発進の雰囲気を好みの状態に持っていくと良いかと思います。
ただし、シム調整は自己責任ですから、それでトラブルが発生してもメーカーさんに文句は言えません。なので、少なくとも僕がお伝えできる事は書いておきます。JOSHO1ならではの注意点として、シム追加するなら、面倒でもクランクケースカバー側を少し加工しましょう。とりあえず、写真。↓
JOSHO1は、ベルト芯が外寄りにオフセット(現行Verは2mmオフセット)されていますので、そこに更にシムを追加すると、Vベルトが外に寄り過ぎます。クランク軸受けの個体差にもよりますが、シム追加によって高速走行時にケースカバーのリブにVベルトが接触する可能性があります。
【 左写真 】 ・・・ 初期Ver(4mmオフセット)使用時。リブのテカテカはベルトの摩擦痕です。
【 右写真 】 ・・・ 僕なりの加工リブ。点線が概ねの元々のリブ位置です。
解り易く、ドライブプーリー側からもう一枚。僕はこんな感じで削っています。もし2mmシム追加するとなると、初期Verと同じ状態になってしまいますので、僕にとって、これは必須の対策です。
繰り返しますが、これは自分で解決すべき問題ですよ。シム追加してVベルトがササくれるからと言って、メーカーさんにクレームを出すような事だけは無いように、ですね。(^_^;)
シム : 2.0mm追加(リブ加工必須)
ウェイトローラー : L溝6.5g 、 S溝8.0g、
Vベルト : デイトナ
トルクカム : 台湾製ノーブランド(近々にはJOSHO1製に・・・)
クラッチ : ベルアル(アドプロ、ノーマル+MFRスプリング、この辺もアリ)
これで、出足から高速域まで、気持ちよく加速してくれています。(^-^)
という事で、現在一番お気に入りのプーリーキットのご報告でした。
じゃあ早くブログアップしろって?こりゃまたスミマセンでした。m(__)m
リアルでは、しょっちゅう話をしていたんですけどね。やっとまとめられました。(^^ゞ
数値情報等は、次回まとめてお伝えしましょ ♪
※ みんカラで頂いているコメントへのリンク ※
わかたくさんこんばんは~ヾ(@°▽°@)ノ
返信削除アーツもこないだ買いましたよ☆明日取り付け予定なんで今から楽しみにしています(・∀・)!
> アーツさん
返信削除なんだかお久しぶりです~♪
おっ、ご購入ですね?一緒一緒 (^-^)
出足に不満が無ければ、本当にポン付けで楽しく走れると思いますよ。まあ、極力先入観無しで楽しんで欲しいけど、たぶんシムは追加したくなる、、、かな?(^_^;)
結果を楽しみにしています~