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2018年3月19日月曜日

『グリップ剤』を勉強するの巻(ラジコン話題)


競技ラジコンの世界には、タイヤを可能な限り高いグリップで機能させようという事で、『グリップ剤』なるものが当たり前のように使われています。走行前にタイヤに塗布して、スポンジやゴムの表面を一次的に変質させるという理屈になるのかな? ゴムタイヤの場合、表面がペタペタとかベタベタとか、そんな感じになります。

このグリップ剤は沢山種類があって、コースによっては使えるものが指定されていたり、自由だったり。指定されていれば、あとはその使い方を考える事に的を絞れるのですが、これが自由という事になると選択肢は広いわ、それこそ組み合わせて使うとなるとキリがないわ、、、という困った存在なんです。

そう。とても困るんです。素直に言いますよ?

僕は大嫌いですグリップ剤。
(#゚Д゚)y-~~

いやマジで(笑) グリップ剤なんてこの世から消えてなくなれと、心の底からそう思っています( ̄▽ ̄;) タイヤとインナーだけでも相当悩むっていうのに、これ以上悩みを増やさないでくれとww

まあでもね。存在する以上は上手に使えないと勝負のステージに乗れないし、こういう悩み要素がラジコンの楽しさの一部とも言えますし、だったら勉強するしかないですもんね。はいはい分かりましたよ(笑)

って事で、まだよく分かっていないのが現状ですが、今日現在の僕の取り組みを書いておきましょう。使い比べなんて、とてもじゃないけど面倒すぎてヤル気がゼロw なので、今はまだ皆さんの使っているモノを丸パクリしています。( ̄▽ ̄)

冒頭と同じ写真ですが、屋外アスファルトでグリップ剤自由な場合として、今はこの二つをZEN-RCサーキットにてお勉強中です。(^_^;)


【写真右:マイティグリッパーV3 イエロー】
通称『マイティ黄(まいてぃきいろ)』『マイティイエロー』など。
屋外アスファルトの定番として、今現在もっとも使われているそうです。ZEN-RCサーキットでも『とりあえずコレ使っとけば大丈夫』と言われて使っています。
つい先日までは、屋外コースではこれ単体でしか使っていません。塗る時間、熱の入れ方など、ある程度はサジ加減が掴めてきた印象ですが、これから路面温度が上がる夏場に向けては、まだ未経験につき継続してお勉強ですね、はい。

先日のブログ投稿にも書きましたが、僕なりの現時点での理解は結論として『ペタペタ&適正温度』で走り出せる事から逆引きで考え、その時の状況に合わせて何をどう準備するか考える。という事ですね。今後もなるべく、セッティングに関して投稿する時に、僕なりの使い方も併せて記載しようと思います。


【写真左:トリニティ モンスタートラクション ツイーク】
通称『ツイーク(ついーく)』、あ、読み方は要らないかw
こちらは先日のZEN-RCサーキット走行で初めて使ってみました。ついにツイークデビューですw こちらも使っている人が多い定番モノらしいのですが、『マイティ黄と組み合わせて云々、、、』という話を聴いた時点で面倒臭さが先行して避けていました( ̄▽ ̄;)

自分で言うのもなんなんですけどね、マイティ黄だけでボチボチ走れているので、余計に使う気が起きなかったんです、はい。 まあでも、そろそろ『それ以上』を見い出すためにもお勉強しようと思い立ち、ついに手を出した次第です。

結論で言うと、現時点ではさっぱり分かりませんwwww

まずは、『ツイークを前処理⇒マイティ黄で仕上げる』といった使い方を、塗り方や浸透時間&熱入れ時間、その温度などを変えつつトライしてみたのですが、走り出しが調子良い時があったと思えば、逆に前後バランス狂って巻き巻きになったり、ヌルヌル感が消えなかったり、、、とにかく路面状況に合わせるのが難しい印象でした。ぶっちゃけ、タイムアップにもまだ繋げられていません。(^_^;)

今のところ、自分なりの解釈すら見い出せる自信がないですけど、上手に使えればメリットに繋がるはずだと信じて、少しずつお勉強を進めていきます。



嫌いだ大変だとブツブツ文句は言いつつ。それでも、結局は答えを探し出す事を楽しんでいますので、誰か今度グリップ剤座談会に付き合って下さい ♪ (*´ω`*)テヘ



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2018年3月13日火曜日

ZEN-RCサーキットのセッティングデータ(2018年3月現在)


先日の日曜日(2018年3月11日)に、ZEN-RCサーキットでXRAY T4-2018を走らせてきたので、その時の様子と最新のセッティングデータを記録しておきます。仕様違いの2台どちらも、なかなか良好な状態になってきましたよん ♪
気候や路面状況が先月のレース時とは違いますが、基本的な動きは再現性がありましたし、基準セットはほぼこれで良い感じになってきました。(*´ω`*)



【17.5Tブースト仕様】
ベストラップ: 11.821秒
5分周回: 計測無し
この日は、先週の谷田部で小島さんと山田さんと『来週はZENで勝手に模擬レースをいっぱいやりましょうね!』と約束していた通り、ほぼ毎走行、時間を合わせてガチバトルを楽しんでいました( ̄▽ ̄)
他の17.5Tブーストを走らせている方もタイミング次第で一緒に走ったり、かなり楽しい1日でしたよ ♪ 近い距離で走らせることで、距離感の取り方や走らせ方の違い、車体セットや走らせ方で早い遅いの差が生まれるポイント、こうした事を沢山掴めるので、楽しさだけじゃなく得られる事も多いんですよ、いやホントに。

そんな訳で、この日はまともに5分周回とかの計測はしていませんし、途中で待っていたりタイミングを合わせたりしていたのでラップタイムはバラついていますけど、ちゃんと狙ってタイムを出しに行けば11秒台にちゃんと入れられました。ベストも11.7秒に近づいて来ましたし、なかなか良いベースセットが出来上がってきましたです。

セッティングシートも最新に更新したので、それも記録しておきます。ついでに補足も。


● セッティング補足情報

【ボディについて】 正直、モンテックRACERの方がコーナーの入口から出口まで一定の曲がり方をする印象のため、ミスを最小限にラップを刻むならモンテックRACERの方が僕は好みです。しかし、プロトフォームType-Sの方が絶対的なダウンフォースは強い印象だし、コーナー後半の回り込みが強いので早く加速体制に入れるし、ベストラップはType-Sの方が出るんですよね。わずかな差ではありますけど、やっぱりTaype-Sの方が出る。とはいえ本当に僅かな差ですので、ぶっちゃけ、このふたつは動きの好みで選択すればOKかと思います。
路面がしっかりグリップしている時は、軽量タイプに変えると確実にラップが上がります。これも再現性あり。上記のベストラップ時は、プロトフォームType-Sのプロライトを使用していました。

【タイヤ&グリップ剤について】 これはまだ僕自身がお勉強中の為、今日現在の僕の理解を書いておきます。結論としては、適正温度でタイヤが『ペタペタ』な状態で走り出す、と言うのが1周目から全開で走れる僕の今日現在の結論です。RUSH24S+マイティグリップV3イエローだと、概ね6~7分で僕好みのペタペタ状態になります。ヌメヌメは駄目ね、ペタペタです(笑)
適正温度の感覚は、路面温度15度~20度付近は、ウォーマー無しでこの6~7分放置から走り出せば丁度良い。路面温度10~15度付近は、上記6~7分から余熱を軽く1~2分入れる程度で丁度良い。路面温度10度以下は、グリップ剤5分からウォーマー40度5分程度で、タイヤが全体的にほんわかと熱を持っている状態で走り出すと丁度良い。だいたい、こんな感じです。
RUSH32Sについては、長くなるのでまた次の機会にでも。( ̄▽ ̄)

【今回のセッティング変更点につて】 基本的には前回のレースと同じですが、『リアがブレイクせずコントロール範囲内なら、リアトーインは少ないに越した事はない。メリットしかない。』という勝手な自論(笑)に基づき、リアトーインを減らしました。
これまた勝手な自論ですが、リアの踏ん張りは残しつつ抵抗を減らすという妄想(笑)に基づき、サスピン位置はRRはセンターのまま、RFを0.5mm外に出しました。
結果オーライで良く走ってます。( ̄▽ ̄)ww



【スケールクラス仕様】
ベストラップ: 12.954秒
5分周回: 23周5分8秒
8分周回: 36周8分8秒
路面状況の良さそうなタイミングで、こちらはちゃんと8分周回まで計測してみました。走行している他の方が居る中なので、追いついたらご迷惑にならない様に避けたり、速い車両が来たらラインを譲ったり、どうしてもこうしたアクションが発生しますけど、路面が良い時間帯に幸いこうしたアクションが最小限で走行できたので、その記録を残しておきます。

まず走り出しで13秒フラット付近。上出来です♪
なんとか13秒前半~中盤のペースを維持したまま5分経過。ボチボチの路面状況なら23周は確実に出せる様な気になってきました。ぐはははw
5分前後から8分経過までは13秒台後半で落ち着いちゃいましたが、8分経過まで13秒台を維持できたのは初めてなので、これはなかなか頑張った方かと自画自賛です( ̄▽ ̄)

最後の14秒台は、ご愛敬でw


こちらも少しセッティングを進めたので、17.5Tブースト仕様と同じく、セッティングシートの更新と補足を記録しておきますね♪


● セッティング補足情報

【タイヤ&グリップ剤について】 すみません、上記走行時はRUSH24Sプリマウントで走行していました。プリマウントは、スケールクラスだと尖った感じが無くて走り易く、結構良いと思います♪
さて本題に戻りますw グリップ剤の使い方は基本的には17.5Tブースト仕様と同じですが、フロントの塗幅だけ違います。この21.5Tノンブースト+重たいボディという独特なレギュレーションによって生じていると思われる、アクセルオンでの違和感あるタックイン症状。これを最小限に抑える僕なりの現時点での対策の一つが、フロントタイヤの全塗りをやめた事です。これでかなり安定して走れるようになりました。ロールする程にフロント外側タイヤを逃がしていく対処と併せて、概ね良い感じです ♪

【今回のセッティング変更点について】 前回のレースは妥協策でしたが、やっぱりちゃんと曲がる車で、なおかつ例の気持ち悪いタックインを低減するのが理想です。って事で、フロントのサスピン位置を弄りました。重たいボディですが、トラクションロールオーバー(ハイサイドと一般的に呼ぶヤツ)の雰囲気も皆無で走らせやすかったです。
『逆スキッド&前開き』の方向性って、色んな理屈が飛び交っていますけど、僕は僕なりの妄想と実地検証で上記セッティングシートの状態でこの日は好調でしたよーん。この件は書き始めると際限が無くなりそう(笑)なので、僕の妄想を聞きたい方は、お会いした時に声かけて下さい。たっぷり語りますw
まあ、思い立つ時が来たらブログにも投稿します ♪



以上、自分で言うのもなんなのですが、どちらのクラスにおいても現時点ではレースでトップ争いが出来るレベルで仕上がっていると思います。また、自分自身がまだシビアなコントロールで究極の速さを出せる程のレベルには至っていないので、ミスをしない様になるべく楽に操作できるセッティングを探した結果が、現在のセットです。

ぜひ、セッティングに悩んでいる方は、モノは試しでやってみて下さいな。

ご参考までに ♪ (*´ω`*)



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2018年3月8日木曜日

2018年度EPツーリング全日本への道(予定w)


ラジコン競技の世界では毎年『全日本選手権』が行われていて、各地で予選会が行われています。当然ながら、その予選を通過しないと全日本には出場できない訳です。昔はショップコース単位での一次予選、地域ごとの二次予選、共に狭き門と言えるハードルをクリアしてやっと参加できる全日本選手権だったのですが、最近は競技人口が減ってしまって、予選会に参加した全員がそのまま通過扱いとなるような寂しい状況だそうで、、、なんだかちょっと残念です。(;´・ω・)

とはいえ、トップを争うレベルはやっぱり高い訳で、競技人口が減ってしまっても、やりがいは有りますです。今年はまだラジコン競技に復活したばかりですので、全日本に出るかどうかはまだ決めていませんが、いざ『出よう!』と思い立っても参加資格がなければどうにもならないですもんね。そんな訳で、とりあえず一次予選には出ておこうという事で、2018年3月4日に谷田部アリーナで行われた一次予選に行ってまいりました。


【今回の参加レース】
谷田部アリーナ 3月ラウンドレース
(電動ツーリング全日本一次予選を含む)
ツーリング:スポーツクラス17.5T


僕がやっている電動ツーリングカーの全日本は3クラスに分かれていて。JMRCAというラジコンの協会が管轄しています。

・スポーツクラス・・・JMRCA公認17.5T、ブーストOK
・オープンクラス・・・JMRCA公認13.5T、ブーストOK
・スーパーエキスパートクラス JMRCA公認モーターであれば自由

出るならオープンクラスかな、とは思っていたものの、2018年度はすでに確定している仕事予定とオープンクラスの全日本日程が被ってしまっていて参加不可能。なので、もし出るとした場合に休みが確保できる可能性が高いスポーツクラスに照準を合わせました。
まあ、ちょうど今ZEN-RCサーキットで走らせているのがほぼ同じ仕様なので、スポーツクラスが丁度良いとも言えます。



● 予選ヒート1~3(5分周回):5位
今回は18名参加で、全員が通過扱いとの事。うーん、やっぱりちょっと寂しいなあと思いつつ、まあ出るからには可能な限り上位で、と思い臨みます。(^_^;)
リザルトはインターネットで公開されていますので、そのまま実名で失礼しますが、ZENのレースにも出ている山田さん、小島さん、この二人は確実に上位。その他、谷田部マイスター的な人が何人居るのかサッパリ分かりません(笑)が、まずはしっかりAメインに残る事が僕にとって最低ラインの目標です。

年明けからやけに忙しく、谷田部を走ったのも1月末に来た以来。そして谷田部のラウンドレースはタイヤ(ソレックス28R)も、インナー(ヨコモ039M)も、ホイール(ヨコモ灰色のヤツ)も、全部指定のコントロールタイヤ制なのですが、こちらは未経験。
そんなぶっつけ本番でしたので、セッティングも走行も攻めすぎず、無理せず、そんな心がけで走りました、はい。

そんな中で予選3ラウンドした結果、総合5位でした。微妙な順位ですが、とりあえず上位10名のAメインには残れたので、、、まいっかw

山田さんがポール、小島さんが2位、やっぱすげえなこの人達w
3位と4位の方も、後から聞いたら谷田部マイスターな方々だったようで、その次に続けた訳ですから、まあまあだったんじゃないかと (*´з`)



● 決勝レース(5分レース):2位
結果から言うと2位。上出来でした ♪

ラジコンのレースはぶつかると簡単にゴロゴロしちゃって大きく遅れるので、特にスタート後の数周は、ぶつけない様に&ぶつけられない様に、神経使います。
中には、結構ガツガツとブッ込んでくる人が居るので要注意なのですけど、今回は山田さんと小島さん以外はよく分からないので、結構ドキドキでした( ̄▽ ̄;)

今回は写真も動画も無いので、ラップチャートで簡単にご紹介 ♪
僕は左から2番目の『5』ゼッケンです。

スタートはグリッド順のまま綺麗に走り出し、上位4台に付いて5番手を維持。ですが、早々にトップ4台が絡んでしまい、そこを上手い事スルスルと抜け出し、一時トップに出ました (゚∀゚)
しかし、カーペット路面にまだまだ苦労している僕は、ちょっとラインを外すと一気にグリップが抜ける挙動に不慣れで、ストレート後の高速コーナーでラインを外してタコ踊りw そんなところを、小島さんにサクッと抜かれてしまいました。ラップチャート上の3周目、ですね。

また、今度はその直後、タコ踊りした時に真後ろに迫った人が計測ラインに掛かる最終コーナーでブッ込んできて吹っ飛ばされました。それが誰なのかは分かりませんが、こうやってガツガツ走ってもリスクばっかり多くてあまり良い事無いんですけどねえ。。。
僕はゴロゴロ転がって、幸いそのまま起き上がれて走り出せましたが小島さんは遠くへ離れちゃいました。ラップチャート上の4周目が2秒以上遅くなっているのが、ソレですね。ちなみに、ブッ込んできた人はコース外に吹っ飛んで行きましたよ。(^_^;) 

結局、前も後ろも離れちゃったので、時々ラインを外してタコ踊りをしながらも、なんとかこらえて、淡々と5分を走りきっての2位でした。



● レース後にフリー走行で遊ぶ
オープンクラス(13.5T)に出ていた横山くんも含め、レース後のフリー走行でマシンをとっかえひっかえして遊ばせて頂きました。これ結構貴重なんですよね、皆さんがどういうセットアップの方向性なのかを知ることが出来るので。
僕もそうなのですが、やっぱり皆さんとにかく『曲がる車』に仕上げる事が大前提ですね。あとはお手手でコントロール。今回僕は無難に弱アンダー気味でラクに走れる状態にしていただけに、その差が明確でした。

横山君の車両なんか、ちょっと切り過ぎると即スピンですもん。よくまあ安定して走らせられるもんだなと感心しましたよ。彼、変態です(笑)



● 今回のセットアップ
谷田部にあわせて煮詰める時間は無かったので、基準セット(この投稿を参照)からの小変更を朝イチのフリー走行で確認して、当日はそのままセットを変えずに走りました。変更点は以下の通りです。

・ダウンストップ・・・フロント5.0⇒6.0mm、リア4.0⇒4.5mm
・フロントアッパーアームのバルク側シム・・・1.0⇒2.0mm
・リアホイールハブ・・・4.25⇒5.00mm
・ボディ・・・プロトフォームType-S ⇒ モンテックRACER
・タイヤ・・・谷田部ラウンドレースのコントロールタイヤ
・ギア比・・・29/110(7.21)⇒30/110(6.97)

これだけ。本当にこれだけ(笑)

あとはフロントタイヤのグリップ剤の塗幅を半分~8割程度の間で、路面状況に合わせてヤマ勘で調整して走りました。( ̄▽ ̄)

いずれ谷田部も、しっかりセットアップを煮詰めてトップ争い出来るように頑張りますよ。いつになるのか分かりませんけど、頑張りマス ♪(*´ω`*)



※ みんカラで頂いているコメントへのリンク ※