2022年EPツーリングカーJMRCA全日本選手権スポーツクラス、これに出場した時のセッティング情報です。 Facebookでは、全日本直後に共有させて頂きましたが、ブログにも記録として残しておきますね。
詳細は拡大画像を更に拡大すれば読み取れますので、そちらでご確認を ♪
以下、いくつかトピックスをまとめておきます。
【セッティングの方向性について】
アンダー傾向では苦しいレースになるので、今回はフロントのお仕事レベル強めを狙って構成しました。多少フロントタイヤがヘコたれていても、ボチボチ反応してくれるように。
スプリングも、そんな狙いで使い比べた結果、今回は前後ともリニアスプリングです。
ただし、フロントタイヤが絶好調だと、操舵時にガッと刺さり感が強くてシビアになる傾向でしたが、そこは人間が頑張れば良し!って事で(^_^;)
じつは決勝Aメイン第1ラウンドがまさにそれで、あちこちでドリフト、一度大きくハーフスピンもやらかしました。人間頑張り切れませんでした(笑)
【TRIONパワーソース関連】
今回のスポーツクラス全日本では、トリオンV2-ER-B(2022)21.5Tを使用した訳ですが、どうにもならない世界情勢の影響もあってギリギリの準備となってしまいました。
準備不足は否めませんでしたが、僕はずっとトリオンモーターでレースをしているので、今回もトリオンモーターで走りましたよ。
パワーソースデータ、改めてまとめておきます。
・進角42度、消費電流2.3A、KV3,000前後
・ギア比7.2:1、バッテリーS-LCG5800
・ブースト50、ターボ35 (HW XR10PRO)
ギア比をロングに振るより、超ショートでブン回す使い方の方がこのモーター&ローターには合っていました。
電圧が高い走り出しのスピードは他社製に少し劣りますが、5分間安定したペースで走れる所が強みかな?という印象です。
【ボディ搭載に関して】
ボディは今回もウルヴァリン固定で。速い遅いというより、ただのこだわりですw
とはいえ、勝負にならないならさすがに変更しましたが、十分に競争力を感じられたので、ちゃんと自信を持って使っていましたよ♪
フロントタイヤアクスル軸起点で6mm前出し。また、リアウィングの上端を薄くして、かなり前傾させて使いました。
リアのカットラインはグラステープでフォローしました。超簡単、経済的 (*´ω`*)
【RUSH:1mmショートFサスアーム】
RUSHから販売されている1mmショートのフロントサスアームです。タイトターンが多いコースでは武器になる印象が強く、今回使用しました。
ただ、ちょっと多角形的な動きになりやすく、僕はフロントハブを0.5mm厚くして、スクラブ半径を広げたらコーナリングに多少丸みが出て好みの動きになりました。
更に、プロポ側でエキスポをマイナス10%にして、なるべく動き出し時に刺さる動きを出さないよう対処していました。ご参考までに♪
ノーマルアームの場合は、ダンパーステーのシムをプラス1.0mm、ホイールハブ4.0mmで。
【RUSH:ハードカーボンメインシャーシ】
こちらもRUSH製のシャーシ。純正シャーシよりも反応がシャープです。良く言えばヤル気のある反応、悪く言えばちょっと神経質。袖ヶ浦RCスタジアムの左周りは、とにかくキビキビと小さく回り込む動きが欲しいレイアウトなので、こちらを選びました。
シャーシも、サスアームも、純正の方が確実にスムーズな動きですので、これはホント好みで選択ですね。
アルミシャーシは、路面やタイヤのグリップが微妙な時にメカニカルグリップ不足を感じたので不採用。
実は、全日本前に行われたスピードキングツアーにアルミシャーシで参加して、ガチ検証してたんですよ。勝負にならなかったっす(笑)
【Vi-FA:リアボディマウント】
リアボディマウントは、Vi-FAのマウントを50mmの高さで使いました。ボディ穴開け不要、確実な搭載、安定したボディパフォーマンスの発揮、色々理由ありますが、『追加で金かかる』とおう事以外はメリットしかありません!(笑)
Vi-FAさんは、公式オンラインショップで直販対応していますので、興味ある方はぜひ。以下にリンク貼っておきますね。
こんなところです。
その他、なにか聞いてみたい事があれば、遠慮なくお声がけ下さい。このブロクでも、直接お会いした時でも。他のSNSでも何でも遠慮なく♪
おしまい。(*´з`)