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2013年3月30日土曜日

2013年 S-1GP第1戦(S-1クラス)


もう3月も終わろうとしておりますね。。。どうにもテンションが上がらず、3月17日(日)に行われた、S-1GP第1戦のレポートすら書いておりませんでした。はあ~…(-_-;)

ただね、自分的に書かない訳にもいかず、手短ですが報告ブログでございます。m(__)m


【 事前準備 】
結論としては、どうもヘッドのウォーターラインと、燃焼室もしくは排気ポートとの間に、僅かなクラックなり巣穴なりが発生していたのではないか?と、思われるのですが、面研し直したり、液体ガスケット塗って組んだり、色々やっても水温上昇が止まらず、エンジン組み上げに難儀しました。

そもそも、169がボカーンしてしまったがゆえ、壊れない程度にまでデチューンしたエンジンを組むしかなくてテンションがた落ちなのに、そこに追い討ち掛けて圧縮漏れ?勘弁して下さいな。。。


【 当日準備 】
結局、金曜日~日曜日早朝まで、5~6回は組み直したり試運転したりを繰り返していました。最終的に出来る限りの対処を施して、エンジンを車体に載せるところまでやって、すでに朝の6時。よっぽど行くの止めようかと思いましたが、、、いや、それは駄目と自分に言い聞かせ、遅刻確定だけど、続きの準備は現地でやろうと思い、現地へ向かった次第。


【 レース内容 】
なんせ準備が終わらず走りたくても走れない状態なので、午前中のフリー走行と予選レースはキャンセルしました。エンジン関連でクソボロだった僕は、色々と忘れ物もしてしまい、リアサスのアダプターも忘れてしまいました。これないと、荷重掛けて寝かせられないんです。。。(>_<)

まあ、とりあえず走ることは走る状態、という事でお昼頃には準備終わり、午後のフリー走行で一応動作確認して、決勝はトップ画像の通り最後尾からレースをスタート。
こんな状態で自分もまったく乗れておらず、ペースも悪く、中盤に埋もれたまま第1戦は終了でした。何位だったかもわからず、後日リザルト見たら、15台中8位?だったかな?

そんなこんなで、ボロボロの第1戦でした。第2戦までには、ちゃんとしたエンジン間に合わせて、ちゃんと曲がれる車体を作って、改めて頑張りますです、はい。。。m(__)m


【 私服走行会 】
今回は、TGTさん、ハナちゃん、柴ちゃん、この3人が私服走行会で走っていましたよ。特にTGTさん、一昨年の初走行から唯一、全てのレースにお越し下さっています。この皆勤賞はいつまで続くのでしょうか?楽しみですし、とても嬉しい ♪(^.^)♪

さてさて、そんな私服走行会ですが、今回一番熱心に走っていたのが、この人。(^_^;)

頑張る柴犬様 (^-^)
なんとなく、簡易合成写真にしてみた(笑)

毎回、少しずつ色々とチャレンジしている柴ちゃん。ペースが一気に上がった訳ではないですが、少しカラダが逃げている様なリーンアウト気味のフォームはもう無くなりましたね。たぶん、無駄な力も抜けて、車体をコントロールし易いフォームになって来ているように見受けられます。

次は、今回も『お題』にしていた『荷重を掛ける』という事をさらに進めて、全体的にペースアップを目標にしませう。がんばれ柴ちゃん ♪



今回は不甲斐ない内容でしたが、次回、S-1GP第2戦は5月19日(日)です。こちらはスイッチ切り替えて頑張りますよ!! また、もしかしたらゴールデンウィーク中に、サーキット秋ヶ瀬で行われるらしい、イベントレースに出場するかも知れません♪ 詳しくは後日改めて。m(__)m

さって!!!テンション戻して頑張りまっしょい!


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2013年3月2日土曜日

わかたく式インテーク (MMRスロットルボディ用)


ふとブログを見直していて、吸気検証の結果として構成している現在の状態をまとめていなかったな、ということに気付きました。なので、一通りまとめておきますです。(^_^;)

可能な限りスムーズな吸入経路、高回転で効率が良い(と思われる)長さ、そして街乗りにも耐えうる対処、といった狙いでの構成部品は上記写真の通り。順に整理して行きましょうかね ♪


① KN企画 : 汎用ラバーホース 50mm 90度 (2,900円)
これ、もうちょっと安いと嬉しいんですけどね~、、、ファンネルを繋げるパイプを支持するために、これを必要な長さにカットして使っています。形状は他の写真の通り。内径38mmなので、下記のステンパイプにピッタリです ♪
MMRスロボ付属のラバージョイントでもイケるのですが、ちょっと小さ目でキツいのでね、コイツだと脱着もラクチンなもんで(笑)


② MBF製 : 汎用38mm 45度ステンパイプ (プライスレス)
ラバーホースの中に、これが入っています。MABO☆ファクトリー特製、45度+直管10mmを溶接した一品です。ただ、一般的な手すり等に使うパイプの流用なので、曲がり管の内径34mm、直管の内径36mm。なのでここは、溶接後にリューターで研磨です。(参考ブログ⇒こちら
純正エアクリはもう使わない、と決断するなら、MMRスロボ付属のステンパイプの程よい場所を切断して使ってもOKですよ。

では、なぜ僕がわざわざMABO☆ファクトリーに製作依頼したかというと、スロボ受け口の内径が34.5mm、というところに起因します。MMRパイプ(内径36mm)だと、どうしても段差が残ってしまい、スロボ側を少し拡大して段差解消する事もできるのですが、出来ればスロボ本体は無加工でいきたかったのです。
という訳で、内径に0.5mmという僅かな違いはありますが、ほぼ段差無しでスムーズにスロボに繋がる、このパイプを採用しました。また、ファンネルをしっかりと固定するために、僅かでも直管部分が欲しかった事も、依頼した理由の一つですね。

ちなみに、45度に振らず直管のみでもファンネルは付けられます。レース車両はそうしようかな、と思っています。ただ、なんとなくファンネルから先の空間が開放されていて欲しかったし、なんとなく見た目が好き(笑)なので、車体左側に開口部が向く状態にした次第でございます ♪ (^^ゞ

ちなみにMBF製品は、あくまで個人の製作なので市販はされていません (^^ゞ
MABO☆さんへの敬意と感謝と時々土下座(笑)で、成り立っていますw

MMRスロボ用だけでなく、FAZEスロボ用(外径43mm、内径41⇒39mm)も製作して頂きました。FAZEスロボ用の外径43mmでも、KN企画のラバーホースにインストール可能です。

もし、どうしても『欲しい』という方が居たら、仲介はしますので声かけて下さいな ♪


③ KITACO : ビッグエアーファンネル38mm (1,890円)
あれこれ考えた結論として、これを使う事にしました。卵が先かニワトリが先か、みたいな感じで、インテーク全部の複合要素考察で最終結果に至っています。(^_^;)
取り付け径38mmは、MMRスロボのステンパイプ切断で使っても合致しますよ。ちなみに、右側の43mmは、FAZEスロボ用でバッチリなのです。まるで僕が使いたいのを見越していたようなラインナップ(笑)

このファンネル、有効内径が36mmなので、ステンパイプの内径と合致するんです。それが選んだ理由 ♪
これで、ファンネルからスロボまで徐々に細くなりながら、ほぼ段差無しに吸気経路が確保できます。

MMRスロボのパイプも肉厚1mmで内径36mmなので、少なくともファンネル接合部分の段差は出ませんよ (^-^)


④ JAM : 3Dエアフィルター (1,995円)
ファンネル向け汎用フィルターです。燃えにくく、吸気抵抗が少ない事でも定評があるそうで、RECさんで購入可能です。KITACOファンネルのネットを全部取り払って、これ単体をフィルターとして使っています。
開口は小さく、中を袋状に広く、という作りなので、ファンネルをキレイに覆ってくれます。紙フィルターの欠点である雨や湿気による目詰まりが、スポンジだと起こりにくいのも選択理由の一つです。

なかなか雨に遭遇しない僕(笑)ですが、昨年末、雨が降った日に『検証できる~♪』と、喜んでバイクで仕事に向かいました ♪ www
片道20km程の往復、問題なくクリアです。土砂降りではなかったですが、いわゆる普通の雨中走行です。土砂降りでどうなるかは、、、またいずれ (^_^;)
ま、大丈夫だとは思いますけど ♪


そして、取り付け状態がこんな感じです (^-^)
この写真はFAZEスロボの時の撮影なので、アクセルワイヤーの位置がMMRスロボと違いますが、インテークの収まりは同じなのでご参考までに。(^^ゞ
固定バンドはそれぞれの製品付属のものでOKですが、ラバーホースとステンパイプのズレ防止と2次エア防止もした方が良いです。まあ、タイラップで十分かと思いますよ、僕はそうしています。

では最後に注意点でも。何事も完璧というのは難しいので、そりゃ難点もあります。


【 注意点その1 : あくまでも高回転向けです 】
僕は低中回転の扱い易さなんぞ、思いっきり無視しています。ただ、思いのほかスムーズなので、本気の高回転向けはもっと短いのだろうな、とも思っています。それでも、重たいWRで色々と確認してみたら、僕の場合は5,000回転前後で、僅かなアクセル開度で一定走行している際に、時々キレイに吸気出来ていない感じのギクシャク感が出ました。
武川スポーツカムの影響もあるので一概に言えませんが、それでも低中回転では何らかのマイナス影響があるはずです、それはご理解下さいな。

【 注意点その2 : ブローバイの対処が必要です 】
純正エアクリが無いので、ブローバイの行き場が無くなります。もしかしたら、バージョン2という事で、MABO☆さんにお願いして、45度パイプの途中に還元できる様にしてもらうかも?知れませんが、現状は無いので、僕は今のところキャッチタンク&大気開放にしています。

【 注意点その3 : ちょっと高回転の薄さが気掛かりになるレベルです 】
125ccでも、ここまでやっちゃうと少し高回転では薄さが気になってきます。RISM(空燃比計)上の数値で、全開固定14.5付近という感じです。即危険というレベルの空燃比ではありませんが、しっかりとパワーを出す上でも、出来れば13.0~13.5付近には収めておきたいところです。
必須とは言いませんが、サブコンによる燃料調整はした方がより適切かと思います。


以上、こんな感じですかねぇ。

キャッチタンクの費用も含め、概ね1万円前後のコストです。僕的には許せる範囲かな?(^_^;) 
でも、決して安くは無いので、僕が直接お会いできる範囲で、MMRスロボにお試しで付けてみたい人が居たら、遠慮なく声かけて下さいね。百聞は一見にしかず、です ♪


※ みんカラで頂いているコメントへのリンク ※