PCX購入直後に交換して以来、1年半振りに純正BOX装着なり (^_^;)
スロボがMADMAX Racingの30mm口径で、マフラーが高回転向きのMFRのBLADEマフラーで、エアクリーナーBOX無しのパワーフィルターのみ。ここ最近の僕の吸排気系の状況です。
こうなってみて、顕著に現れてきたのが、いわゆる
『開け始めのツキ』です。
上記の組み合わせで再現性の有る不具合としては、アクセル全閉から一気に全開にしたときに、
しばらくエンジンがガボついて回転が上がらない症状が出る事です。これ、125ccより150ccの方がもっと明確に症状として現れます。
7,000回転台を越していればおおむね平気で、6,000回転台では微妙で、5,000回転台より下では、ほぼ確実に症状が現れます。
燃調でも多少の改善は取れると思いますが、それはあくまで対処療法であり、
これはどうも根本的な原因が別に有ると考えました。以前と比べて大きな変化は、やはりマフラー交換により抜けが良くなっている事なので、低中回転での充填効率は確実に落ちていると思われます。
んで、僕の仮説 ・・・
【 低中回転で急開しちゃうと混合気を上手に吸えない 】
いやね、大口径のスロボなので、ある程度は致し方ないとは思っています。回転にあわせてアクセル開ければ、現在の組み合わせでもガボ付くことは無いですからね。ただ、ゼロ発進や、熱くなっている時のヘアピン立ち上がり(笑)等で、少しラフに開けると失速しちゃうので、極力この症状は抑えておきたいのが本音なんですね。
現状では、スロボのバタフライ前に流速を高める配慮がない事と、チャンバーボックス効果が無い事が要因だと思えるので、そのあたりに改善策を見い出したいと思ったわけです。こんな現状なので、『吸い込み過ぎ』という可能性は限りなく低いと考えたのです、はい。
そんな訳で、検証スタートです♪
【 検証その1 : 純正エアクリーナーBOXポン付け 】
結論。一切ガボ付きません。こんなにアッサリ変化が出るとは思いませんでした。コネクションチューブ形状、BOXのチャンバー室効果、どちらも開け始めへの影響が大きいのかな?
ただ、加速中のパワー感はちょっと落ちた気がしますし、伸びきりは完全に頭打ちしてます。この辺の高回転域は確実に空気量不足で間違いないか、と、思われ。はい、つぎ。
【 検証その2 : コネクションチューブ単体で 】
はい、お次はこんな事してみました。コネクションチューブのみ、という状態ですね。良い子は真似しないで下さい(笑)
なんと、これでもガボ付かない。ツキの反応も良い。って事は、アクセル急開時のツキは、チャンバー室効果よりも流速確保の方が大切ってこと?
うへー、頭が混乱してきました。(;´Д`)
【 検証その3 : とりあえずエアクリ装着&流量確保 】
なんだか良く解らなくなってきたけど、少なくとも『パワーフィルターのみ』の状態と比べると、明らかに開け始めの反応は向上するので、とりあえずMADMAX Racingのコネクションチューブ&エアクリーナーBOXは、装着する前提で先に進む事にしました。(^_^;)
『検証その1』で書いたように、絶対的な流量不足が純正エアクリでは感じられたので、コミー兄さんが最初にやり始めたのですが、純正エアクリBOXの吸気口を単純に大きくしちゃいました。コミー兄さんが不具合感じて居ないし、他にも数人同じ事をして、特に違和感無い様なので。
こんな状態でーす(笑)
とりあえず、フィルター無しでフタだけしてみました。伸びきりチェックは本気でやれては居ないですが、『その2』のコネクションチューブのみの時と同じくらい力強さは感じるので、全開固定の状態で、たくさん吸い込めてはいるみたいです ♪
さて、フィルターどうしよう。
で、お次の作業へw
【 検証その4 : フィルターは気持ち程度で十分ですw 】
ぶっちゃけ、フィルターは要らないと思っていますが、ゴミを吸い込むのは困ったものなので、極力抵抗の少ないフィルターが好みです。ただ、純正のフィルターは面積が狭い。社外品もメンテナンスサイクルとか気にしてて、僕の要望からすると中途半端。
なので、自分で作る事にしました www
僕の場合はロングライフでノーメンテとか眼中に無い(爆)ので、吸気抵抗低減が最優先♪
まずは単純に空気の経路を大きくとります。純正のクリーナーをぶっ壊して、フィルターのベースを作っていきます。
樹脂の粉が残っていると面倒なので、思った以上に仕上げに時間使っちゃった (^_^;)
穴を増やして、中心の大きな開口部には、ちょっと工夫を。。。
はい、出来上がり~♪
薄手のモノでも吸い込まれずフィルターに出来るように、格子状のベースを作りました。これで、薄手の汎用フィルターでも、なんでも来い!って感じ~ ♪
・・・たぶんストッキング使います(笑)
えーと、真面目に書いてますwww
こんな感じで、とりあえず吸気検証の第1歩は踏み出せた気がしてます。その中でも、『検証その2』で確認できた通り、
MADMAX Racing のコネクションチューブは、かなりの立役者です。なので、このコネクションチューブをベースに、もっとシンプルな吸気系統を次は考えてみる予定 ♪
まだ結論は出せないレベルですが、少なくとも、空気の通り道と流速確保の工夫は重要度が高そうなので、単純なパワーフィルター直付けはやめようと思います。反省。。。m(__)m
このあたりに決着つけたら、次は本気で燃調セッティングに取り掛かりますです。(^-^)
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