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2020年2月16日日曜日

XRAY T4-2020に自前でARS装着


ARSが好き!(*´д`*)ハァハァ

何が好きって、すぐにリアのトー角を変更できるのが好き(笑)
いやまあ半分冗談、半分本気なのは良いとして、XRAY T4-2020のARS(アクティブ・リア・サスペンション)が、いつまで経っても発売されないので、シビレを切らして自己解決しちゃいましたよ。

2019までのシステムを組み込む事は可能ではあるものの、大きな注意点があって保留しており、2020正規品の発売を待っていたんです。その注意点とは。

ポン付けするとトレッドが片側2mm、全幅で4mmも広がっちゃいますよ!って事です。

しかしまあ、、、もうキット発売から3ヶ月近く経っても2020用のARSが出てくる気配がないので、我慢も限界となり自分で対処した次第です。以下に作業をまとめておきますね。( ´Д`)y━・~~♪



● Cハブの加工
2019までのCハブ(フロントは2020も共通)は、イモネジ部が下側にあります。これ、そのままだと2020のリアサスアームには装着出来ません。
なので、イモネジ掛かりを残しつつ出っ張りを削り落とします。どれくらい削るかは、写真を御参照下さいな。


この補強で連結されている部分にあたっちゃう訳ですね。僕はアームの強度を落としたくないので、Cハブ側を削った次第です。
どーーしてもアルミCハブじゃなきゃヤダ!って事なら、この補強を削るしかないです。もしくは男らしくアルミCハブ側を削りましょう( ̄▽ ̄)
ちなみに、僕はグラファイトのCハブを使いました。



● サスアームの加工
左側が無加工、右側が加工済。無加工だとCハブがネガティブキャンバー側まで動きません。実際はそこまで動きませんけど、ぶつけた時のたわみ程度は逃げがないと、一撃破壊のガラスの足になっちゃうのでね。ネガティブ側に2度くらい動く程度まで加工します。


Cハブ側を削ると弱くなっちゃうので、サスアーム側を少しだけ削りました。右側が加工済みです、ここなら肉厚もあってほぼ強度への影響は無い、、、と、思います(^_^;)

さて、これで土台は完成です。
いよいよ本題のナックル側ですね。



● パーツ準備&ナックルの加工
基本的には2019までのARSパーツ(ナックルやロッドなど)をそのまま流用です。そこに今回、追加購入したのは2点のみ。そのうちの1つがヨコモの3.5mmホイールハブです。
これでまず、基準となる5.0mmハブから1.5mm狭められます。だがしかしまだ足りない。次!ww


もうひとつがコレ(右側)。3mm厚の1050ベアリングです。この2点で、ホイールハブ『-1.5mm』ベアリング『-1.0mm』、トータル-2.5mmの追い込みですね。つまり純正足でハブ厚4.5mmにした状態と同じトレッドに収めることが可能です♪


ただし、ベアリングが薄くなった事で、当然ながらナックルが1.0mm飛び出る事になる(左側)ので、その分を削り落とします。右側が加工済み。


これで準備完了、ナックル側の全体構成はこんな感じになります。外側のベアリングを薄くしたぶん、アクスル軸の内側にシムを入れて合わせます。僕の個体だとシム1.1mmで絶妙なクリアランスになりました。

さて!あとは組み込むだけです!



【♪完成♪】

( 厂˙ω˙ )厂うぇーい♪

タイヤを内側に追い込んだため、T4-2019のARSと比較すると、サスアーム外側のサスピンとアッパーアーム外側の支点がそれぞれ相対的に外側に広がっている状態にはなってしまいますが、そこはこれからバランス見つけて行きます。

そして、僕の場合はバルクヘッドに競る部分のサスアームを少し削り、RRサスブロックは0.5ブッシュ内側で使えるようにしていますよ。
これで、リアタイヤ後端のトレッド186mm。バッチリでございます♪(*´ω`*)


走行インプレッションはまた後日に。

そろそろARS禁断症状が出そうなT4-2020ユーザの皆さんの参考になれば幸いです♪


おしまい