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2020年11月20日金曜日

リッターSS学習、約2ヶ月の途中経過。


CBR1000RR(SC59)に乗り始めて約2ヶ月。思ったよりは早く程々のペースで走れるようになりましたが、同時に、筑波サーキットTC2000を1分切るアベレージで走るのは簡単な事では無いなという事も見えてきました。まあ、そりゃそうですね(笑)

実は、スリックタイヤの作動温度域の狭さに対する認識が甘く、先日のR認定直後の走行で、クールダウン走行を挟んだ後の周回でフロントからスリップダウンしちゃってました。そして、もてぎの走行でも、クールダウンラップを遅く走り過ぎ、更にそこからピットイン、再度ピットアウトした直後の3コーナーで、気を付けていたつもりなのにまたフロントからステーンと転倒。(^_^;)

どちらも低速なので外装の傷程度で済みましたが、そんな事があった後なので、ちょっとリハビリもかねての走行として、2020年11月18日(水)のスポーツ走行に行ってきました。


この日は、まだ上手に扱えていない立ち上がりでのパワーデリバリー向上の練習を課題として取り組んでみました。まだ低い回転から立ち上がるヌルいギア比(笑)のままですが、それでもなかなかアクセルを全開に持っていけていないので。(^_^;)
ブレーキから進入まではリハビリゾーン(笑)なので無理せず一定のリズムで、立ち上がりの向きやバイクの起こし方、身体の使い方など、色々と試しました。

僕は、練習走行時に連続アタックをするタイプではなく、色々と試した結果のまとめとして1~2周のアタックをしてみる、そんな練習の仕方が多いです。レースに向けた連続ラップは、それはそれでまた別の練習として取り組みますけどね。

今回は、この『本日のまとめラップ』を、クールダウンを挟んで再度行う反復練習の様子として合成してみました。以下の通りです。


左上が1分01秒00、右下が1分00秒95、この1分1秒前後のラップを、ちゃんと想定内でコントロールして、ほぼ同じリズム感で走れたのは大きな収穫です♪ たまたま出ちゃったラップタイムではなく、狙って出せる基礎作りですね。
まだ、減速も加速も、それこそ切り返しも、全部が不足しているので課題が山盛りではありますが、少しずつ改善を積み重ねて頑張らないとですね!

せっかくなので、各走行枠の記録も載せておきます。日記みたいなもんっすねw



● R枠1本目(9:00~9:25)
朝の車両チェックでちょいと修繕が必要な箇所を見つけ、焦ってもしょうがないのでしっかり作業。なのでこの走行は9:10から出走です。フロントからの転倒後なのでフロントタイヤの恐怖感の払拭、そして、本日練習課題としていた立ち上がりでのパワーデリバリーの改善のフィーリングチェック、そんな走行を10周ほど。

最後にアジアの立ち上がりからキープライトでスロー走行し、ピットインしてタイヤ温度を測ってみました。この日は比較的暖かく、たぶん気温15度&路面25度くらいはあったと思いますが、それでももうリアが約55度、フロントは約45度まで下がっていました。そりゃ正常に機能しないわけだ。。。
もてぎの時はもっと下がっていたんでしょうね。良い確認が出来ました、こういう事もお勉強お勉強。(^_^;)



● R枠2本目(10:30~10:55)
せっかくなので、プチ『スタワカップ』をやろう!と、澤田さん、しんじ、僕の順でピットアウト。上手くペース合わせてくれるのかな?と思ったら、澤田さんサッサと行っちゃいました。なんじゃそりゃ!ww

しんじはしんじで、使用2時間を超したダンロップタイヤに苦戦していてペースが上がらず。3周ほどついていきましたが、改善どころか改悪っぽい雰囲気だったので1コーナーでパスしちゃいましたよ。
状況が状況ではありますが、リッターSS同士で走って、初めてしんじクンをオーバーテイクしたので、僕はご満悦でございます( ̄▽ ̄)笑

その後、1本目で試したことの復習を開始。数周は部分練習を繰り返して、その後にまとめラップの実践です。(動画の右下)

一度、クールダウンを挟んで頭の中を整理し、タイヤ温度に気を付けて少しずつペースを上げつつ部分練習をまた数周行い、再度まとめラップの実践。(動画の左上)

たぶん、初めて時間を概ね使い切って、実のある練習が出来た走行枠でした(*´з`)



これから更に寒くなるので、12月~1月は練習走行も一休みかな?とは思っていますが、来年中にはなんとか1分を切るペースを実現したいですね。あ、あと、もてぎも頑張らないとです。いやいや楽しい、マジで楽しい、48歳になっても日々成長です♪



おしまい。

2020年11月12日木曜日

XRAY T4-2020の自分的万能セッティング

良い子ですよT4-2020♪

残念ながら世間的にあまり受け入れられなかった、可哀想なXRAYのT4-2020。確かにキット標準セットアップのまま走らせると、いまいちだったのは間違いないです。で、『ダメだこのクルマ』と早々に諦めちゃう人が多かったんでしょうけど。

自分の操作する手に馴染む反応、これをちゃんとセッティングで見い出せば、T4-2020だって良く走るんですけどね。自分で言うのもなんなんですが、本当に良く走ってます、僕のT4-2020( ̄▽ ̄)

とあるセッティングがピンポイントなのか、車両の基礎として幅広く対応できるポイントなのか、などの検証を繰り返し、概ね自分にとって万能と思える状態までこれたので、ブログに残しておきます。

詳細は後回しとして、セッティングシートを先に貼っておきますね

この状態のままで本当に各地のコースで95点くらいの走りをすぐしてくれていますよ。直近だと、2020年11月8日(日)に袖ヶ浦RCスタジアムで行われた袖スタGPに行きましたが、タイヤがVR3-36RSで、セッティングはまさにこのシートのままでポールtoウィンでした。
肝心なZENの今年のレースはどうも歯車が噛み合わないんですけどねえ~、、、クルマは良いのですが人間がイマイチですw

僕のこだわりポイントや、コースやタイヤに合わせて微調整するポイントは後述しますね。


【わかたくT4-2020セッティングシート】
詳細は画像ダウンロードして拡大して下さいな♪




●こだわりポイント●
僕は基本的にヘソ曲がりなので、T4-2020に関しても絶対に譲りたくないポイントがいくつかありました。速い遅いじゃないんです。純粋にこだわりです(笑)


【前後ロングサスアーム】
ゼロトライブのT4-MIDも走らせていたという事もありますが、T4-2020ではショートサスアームを無視しています。T4-2020のアイデンティティとも言えるロングサスアームをやめたら意味がねえ。ってな感じで、ショートに変える気はまったくなし。


【ARS(アクティブリアコントロールシステム)】
これも固定。以前から常に装着していますが、僕のクルマはそういうクルマなんだと自己洗脳しておりますですw


【前後ローマウントダンパーステー】
低いは偉い。以上!ww とまあ、半分冗談ですが半分本気で宣言していました。ここもT4-2020ならではの選択肢なので固定です。一番苦労した『こだわりポイント』ですが、なんとかバランスさせられたかな?って感じです。


【ボディはBAYBEE!!ツイスター?なにそれ?】
昨今のツーリングカーボディの中で、フロントマスクだけですが実車に近づけようという努力を感じられたZooRacingのBAYBEE。見た目も好きですし、2020年はこのボディで決まりだな!ということで、これも固定。ツイスターなんか一度も使ったことありませんw




●効果が大きかったセッティングポイント●
微調整ではなく、車両のベースセットとして効いているなと感じた部分がいくつかあるので、それもご紹介しておきますね。


【前傾のロール軸】
コーナリングしながら減速、早い切り返しなど、フロントの片側のタイヤにグッと荷重が乗るタイミングでリアがすっぽ抜ける動き。セッティングを外しているミッド系の車両でよく見る動きですね。これ、前後のロール軸を前傾姿勢にする事で緩和されました。僕の場合は前を下げるとステアリングフィーリングが好みじゃなかったので、後ろのサスピン位置を上げる事でバランスさせています。


【リアサスアーム正スキッド&リアCハブ逆キャスター】
ウンチクを書くと長くなるので省略しますが、様々な組み合わせを試した結果として、一番僕の手に合っていたのがこの組み合わせです。他の組み合わせでは、コースやタイヤによって良し悪しが出易かったのですが、この組み合わせが自分的にはほぼ万能でした。


【リア周りの剛性アップ】
T4-2020のリアスタビリティの不足感、特に加速時に腰砕けるような動きが一番のネックでした。ジオメトリー変更やら、リア全体を柔らかくしたら粘るかな?やら、色々とやりましたよ。結果、リアのシャーシ側はガッチリ傾向に振った方が万能セットとして効果アリ!でした。やってみないと分からないもんですね。
ちなみに、ダンパーは『引き』じゃなくて『張り』組み、バネはプログレッシブ。これでかなり蹴りの良いT4-2020になっています♪


【アルミシャーシを基本とする】
たぶん、屋外アスファルトのコースにおいて、一発の速さは新品カーボンシャーシが一番だと思っています。それをレベル100とすると、、、
走るほどにレベルダウン、けっこう早い段階でレベル90くらいまで下がって、その辺で落ち着く印象です。数値は適当です、ただのイメージね(笑)
これがアルミシャーシだと、レベル98から始まって、レベル95くらいで落ち着いて、壊さない限り半永久的に変わらない感じです。僕は7075itのアルミフレックスなんですが、同じシャーシのままもう約1年経ちましたよ。全然平気( ´Д`)y━・~~♪




●微調整のポイント●
コースやタイヤによっての微調整はさすがに無視できませんのでやっています。ただ、ほんとに微調整程度で対応できるので、まじ良好なジオメトリーに落ち着いたんだなと自画自賛していますよ。(*´з`)♪

まあ、腹立たしい自慢は横に置いといて(笑)
微調整ポイントも書いておきます。


【①フロントの反応を微調整】
2020年は、今後に向けたタイヤ変化が色々とあった年なので、特にタイヤによる違いは良い意味で勉強になりました。常に弱アンダーなタイヤだったり、フロント刺さりやすいタイヤだったり。
フロントの反応が安定しないと高いアベレージで走らせるのが難しいので、まずここを。
僕は、左右の舵角差で微調整するのが一番効果的だと感じました。ここ半年くらい、ずっとこれです。ステアリングワイパープレートの、ロッド取り付け部のスペーサー量ですね。

基本は0mm。マジです。( ̄▽ ̄)

で、フロント刺さり気味だったり、転がらず止まりがちだったり、そんな時にスペーサーを増やしています。中古のRUSH-VR3-32Rなんか、2.0mm入れて走っていた時もありましたよ。マジです。(笑)

それでも刺さり感が消えないときは、フロントデフポジションを上にしています。だいたいこれで収まりますが、めったにそこまで触りません。もう半年以上触っていません。


【②旋回フィーリングを微調整】
回り込んでくる動きがイマイチだった場合、リアの蹴り感とのバランスを意識しながらリアトー角を減らして微調整しています。リアグリップがしっかり取れている状況では、一番少なかった時でイニシャルのトー角が1度より少なくなりました。マジですw
コースとタイヤのマッチング次第では、リアグリップ不足感が強く出る場合もあります。とうぜん、その時はイニシャルのトー角を増やして対応していますよ。それでも、3度を超すほど増やした事はたぶん無いです。経験上では。たぶんw


【③全体的な喰い感を微調整】
①でも②でも、なんか喰い感がイマイチという時に、タイヤの当たり面を見つつキャンバーで微調整を試みています。まあ、味付け程度ですね。とたえば、ソレックスタイヤの時は1.5度付近の方がフィーリング良くなりました。そんな感じです。


【④各コースの速度域への対応】
各コース、タイム影響度の高い区間ってあるじゃないですか。そこでの動きがイマイチな時に、僕はスプリングで最終調整しています。ダンパースプリングはあくまでも最後の微調整です。考え方は人それぞれですが、少なくとも僕はそんな感じです。
ちなみに、硬くするか柔らかくするかは先入観を捨てて両方試して決めています。とはいえ、最近ほとんど変えていないです。だってそのままで普通に走るんだもん(笑)





以上、長くなりましたがT4-2020の総括的にまとめておきました。最近は微調整の②と③くらいしか触ることはなく、基本メンテナンスとアライメント確認だけで楽しく走れていますよ。少しでもT4-2020ユーザーさんの参考になれば幸いです。(*´з`)♪


おしまい。

2020年11月5日木曜日

念願のツインリンクもてぎデビュー(リッターSS学習中)


大きいバイクで、ツインリンクもてぎを走りたい。いずれは、鈴鹿サーキットも走りたい。という想いのステップをひとつ踏み出しました♪

一番コース自体を覚えている筑波サーキットTC2000で学習を進め、ほんの少しですが車両への慣れも出てきたかな?という状況になってきたので、ツインリンクもてぎに早速足を運びました!


【10月29日(木):ライセンス講習会&完熟走行】
ツインリンクもてぎを走行するには、TRMC-Sの会員になる必要があります。その講習会を受けてきました。MFJライセンスを持っていれば2時間ほどの講習を受けるだけで終了。

、、、となった訳ですが。講習が午前中で、午後にある2輪の走行枠をもう走れますよ♪という事だったので、せっかくなのでコースを知るためにも1本だけ走ってきました!!

本来走るべきA枠(2分10秒以内)は残念ながら無く、250ccなどが中心のB枠での走行でしたので、邪魔をしないようサーキットツーリングした程度ですが、8周ほど走れて、なんとなく雰囲気を知れました。うん、とっても楽しそう(*´з`)



【11月3日(火):初のスポーツ走行♪】
お友達も練習走行に行くとのことでしたので、一人寂しい思いをすることなくデビューできましたよ♪

まだ、ギア選択だったりライン取りだったり、あれこれと模索しながらの走行ですが、まずは高速からのブレーキングをこの日は意識して練習しました。これまた僕にとっては未経験のゾーンですので。

ブレーキングひとつとっても奥が深いです。筑波でもそうですが、直立状態で止めちゃうとフロントに荷重が載り過ぎる、不安定なスネーキングを起こし易い、などなど、結構大変なんです。これをわずかに斜め姿勢(わずかに湾曲する走行ライン)にするだけで、車体に対して横荷重も含めた制動になるんですけど、これで車体の安定の仕方が格段に上がるんですよね。

いままで200km/hを超すような世界で走った事のない僕としては、あまり意識していなかった事なのですが、これは相当に良いお勉強になりました。

同様に、加速も同じことで、直立させて加速するとフロントがフワッと浮こうとするのに、僅かに斜めだとフロントの押し付けが良くなります。600や1000のレースで、ストレートをまっすぐ走らず蛇行したラインになる理由、やっと身を持って理解できました (・∀・)

ラップペースはまだ2分03秒程度ですが、この日の学習の様子を貼っておきますね。アウトラップ後の計測1周目は、2019年もてぎST600チャンピオンのアヴラ身さまに前を走ってもらって、ペース感を教えてもらうという贅沢っぷり(*´з`)
まあ、かるく引き離されていますけど(笑)そりゃ当然です許して下さい(^_^;)

1000ccクラスなら、もてぎの場合はまず2分を切るところからですかね。まだまだ最初の一歩ですが、来年に向けて頑張りますよ♪



【おまけ:やまぽ先生による試乗】
11月3日の走行では、もてぎロードレース選手権のJSBインタークラスを走っている、2020年はシリーズチャンピオンにも輝いている、やまぽ選手に僕のSC59を試乗してもらって、素直な感想を聞かせて頂く、なんて事もしていました。
そして、たった5周程度ですが、バイクなりに無理せず走ってポンっと2分フラットのタイムが出ちゃって笑っちゃいました(笑)さすがの一言です。

貴重なオンボード映像も貼っておきますね♪

Twitter上でレビューも書いて頂いたので、よかったら参考までにどうぞ♪



もてぎのチャンピオン経験者2名も巻き込んでのもてぎデビュー。至れり尽くせりで感謝感激でした。改めてありがとうございました。

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【おまけ2:・・・】
5周走った後、コース後半をキープライトでゆっくり走行し、一度ピットインして1分ほど停止、その後ピットアウトした直後の3コーナーでフロントからスリップダウンしました( ;∀;)全然ゆっくりなのに、突然フロントタイヤが無くなった感じで。。。

戻ってきてから、今の時期の温度でその状況じゃあ、スリックだと完全に冷え過ぎだアホめ。と、やまぽ先生に怒られました。以後、十分に気を付けます( ̄▽ ̄;)

いや~、、、スリックタイヤは思っていた以上にシビアでした。反省。



次回に続く♪