民放好きだけど嫌い

東北地方太平洋沖地震により被災された皆様へは心よりお見舞い申し上げます。
また、残念ながら亡くなられた皆様のご冥福を深くお祈り申し上げます。


そんな中で、メディアのあり方についてかなり叩かれていますね。民放の放送内容に関しては『災害バラエティかよ！』とまで言って批判している人も居るみたい。

僕は、民放好きです。いつも楽しくバラエティを見させて頂いています。ただ、今回の大地震に関連する報道は、僕なりに客観的に見ても、確かに違和感を感じる部分がボチボチあると思います。自分も人の事を言えませんが、どうも日本人はメディアに踊らされてしまう傾向が強いので、もっと各メディアの方々には、前向きな志を持って報道して欲しいと切に願います。

物資が不足するかも知れないとTVが言うと、乾物食品、生活用品、ガソリンスタンドに大行列。そんな事を、これ見よがしに報道するもんだから、さらに増幅。
極論かもしれませんが、例えば物資に関しては、メディアの方々は一般市民の皆さんの不安を煽るより、今まさに避難生活をしている皆さんにいかにして物資を送るかに注力すればよいのに。
義援金や物資の寄付を働きかけるような内容、全然見かけません。


節電を呼びかける報道はすばらしいと思いますね。そんな中、輪番停電のドタバタ劇で東京電力さんの対応はちょっと不甲斐なく感じますから、東京電力さんに非難を浴びせる気持ちもわかりますが、、、東京電力さんも必死なんだと思いますよ。鉄道各社も散々だったでしょうし、別に僕は東電の味方をしている訳ではないですが、各TV局さんも多大な電力を消費しているんでしょ。

だったら、『頑張れニッポン！みんなで出来ることをしよう』という姿勢を、報道各社も取れば良いだろうに、と僕は思うんですけどね。
どこかのTV局のお偉いさん、各局に働きかけて『輪番停波しよう』とか言えないもんですかね？一時的でも良いから視聴率なんて横に置いておいてさ。ものすごい継続的な節電効果があると思うんですけど。


24時間報道はすばらしい姿勢だと思いますが、地震から1両日が過ぎた昨日今日あたりは、最新情報2割、ココまでの振り返りが4割、事象解説が4割って感じで、少々同じ話の繰り返しっぽくなってきたようにも見えます。もうちょっと見る角度を変えられると思うんですけどね。復興支援とかね。

こういう所は視聴率絶対主義の民放さんの悪い面が露呈しているようで、悲しく思った次第です。


被災地の皆さんも、電力が取れるようになれば多少なり安らぎや娯楽も欲しいのではないでしょうか？そんな志が有るか無いかは不明ですが、数日経過した今、必要な最新情報はテロップで流しながら、いち早く通常番組に戻したテレビ東京さん。なにげに好感を持ってしまうのは、僕だけ？


んー、グチっぽいのは最初で最後にしよう。つまらない話を書いてしまいました。m(__)m
さて、今日も暖房は付けずに、厚着して布団にくるまって寝よっと。