まだ装着していないのですが、すでに買っています(笑)。ネットでファーストインプレがすでに多く出ているので、概ねの特性はイメージすでに持っている方が多いかと思いますが、ウンチク好きだけど、まだ買っていない人のために、『その1』では、机上の空論を少々。(^^ゞ
数値は手元計測ですので、あしからず。m(__)m
① 外径 ・・・ 純正比【+3.0mm】(120mm径)
単純にデカイので、さらに高速寄りのギア比への移行を期待できます。期待できますが、それはあくまで使い切れたら、の話です。残念ながらベルト面角度は純正と同じ15度の上に、活動限界までプーリーが開ききったとしても、外周部のプーリーとフェイスの間隔が23.0mmあります。
Vベルト新品でも22.0mmなんだから、使いきれる訳ないでしょ!という話です。残念。(-_-;)
加工する前提ですか?それはちょっと悲しいなあ。。。
② ミニマムプーリー位置 ・・・ 純正比【+0.5mm】(15.4mm凸)
こちらは、ローラーガイドの落とし込み形状に手を加えているようで、純正に0.5mmのシムを挟んだのと同じ状態までVベルトが落ち込む事を意味します。これは良い感じですね。
③ プーリー活動限界予測 ・・・ 純正比【+0.5mm】(ほぼプーリーボス端)
あくまで手元で、ランププレートとローラーガイドの間でウェイトローラーが遊んでしまう直前を比較した数値です。純正プーリーが、あと少しストロークを残しているのに対し、ほぼボスの端まで稼動できそうです。ただし、そこまでウェイトローラーが押し広げられたら、、、の話です。
④ ローラーガイド外端までの半径 ・・・ 純正比【-0.3mm】(45.8mm)
ウェイトローラーの活動半径が純正より若干小さいので、同じウェイトローラーならより高回転を使う事になりますね(遠心力の問題)。JOSHO1なんかは、逆の考え方です。このあたりは、理屈としてはなんとなく解るのですが、スクーター経験の浅い僕には、総体的に見て、どっちの考え方が理に適っているのかは、解らないです。まあ、事実は事実として数値だけは拾った、と言う事です。
最後のローラーガイドの立ち上がりもキツイし、かなり重たいウェイトローラーを使わないと、最高速アップは見込めないんじゃないかな、と思われます。
こちらも、加工前提?ちょっと残念です。
とりあえず、こんなところにしておきましょうか。そうそう、Vベルト面のカットは純正と全く同じ形状で、単純に外径延長している状態です。一応、現物写真もね。(^_^;)
外径と、Vベルト面のカットなど、ご確認頂けますかね。形状も、ほぼ純正形状です。
写真奥側も含めて、ローラーガイド形状の違いも解りますかね。KITACOの方がより押し出しそうに見えますが、実は壁面の高さが1mm低いので、実際は最高速部分の違いは、ごく僅かです。
肉厚はあるので加工は許容できそうですが、だったら最初からそんな感じで作ってほしかったです。やっぱ残念。
(>_<)
そんな訳ですので、同じウェイトローラーなら使用回転数が上がる事で、速くなったと感じるでしょうが、 基本的には、ちょいと面白みに欠けるプーリーかなあ。。。失敗は無いけど、感動も無い、みたいな。
もし加工するなら、ムーバブルプーリーとプーリーフェイスの接地面を削り落として、ローラーガイドの高速寄りをもう少し緩い角度に削り拡げる様ですかねぇ?どうだろ、アンパンマーン♪(笑)
ただ、僕はこの120パイのプーリーフェイスをJ.COSTAに付けたいんですね、J.COSTAも120パイですので、Vベルト保護のためにも良いと思っています。これぞK.COSTA(Mp-Maxさんが命名)w
※ みんカラで頂いているコメントへのリンク ※
最近通勤時に読むのでコメント出遅れるソムタムですorz
返信削除やはりキタコの血統は引き継いでいるようですね・・・
僕は国産メーカーのプーリーでポン付けで満足したものがありません。
後発だけに是非とも頑張って欲しかったのですが。
もう僕ちんの心はJ.Costaに決まっているのですが、入荷待ちと言う(>_<)
> ソムタムさん
返信削除あら、やっぱりKITACOの血統なんですか・・・ ⇒ 保守的
悪くは無いですが、案を練ったという風には見えないっすね。
K.Costaは、有りですよ (笑)
とりあえずフェイスだけでも発注しておいてはいかが?(^_^;)