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2010年12月22日水曜日

Dr.プーリーを考察してみる


500~600kmくらい走ったかな、という時点でのDr.プーリー君です。磨耗はほとんど感じられませんので、耐久性はかなり高そうです。よかった、よかった。

接触痕は付いているのですが、光の加減で見える程度です。上記写真、上手く撮れたかな?

ランププレートへの接触面を撮ったわけですが、写真下側がプーリー外側です。概ね【面】で接触している様子が伺えますが、写真上側の方が接触痕が強く、また、【角】寄りに付いている様子が伺えます。


さて、そこであくまでも推測ではありますが、、、


● 外径の大きい部分(写真上側)がまずランププレートを押す
遠心力がウェイトローラーの動きの理屈ですから、当然ながら一番重たい部分(写真上側)が一番外に行きたがるわけで、エンジントルクのかかり始めは、一番外径の大きな部分が最初に接触して加重を掛けているのかと思われます。
同じ重さでも、径が大きければより早くランププレートを押すわけで、定速走行の回転数がより低くなる効果が期待できます。確かに、加速時と定速走行時の使用回転域の変化は、通常のウェイトローラーより大きい様に感じます。ワイドレンジ効果といわれるDr.プーリーの重たい側の特性は、このあたりの事も含まれているのかな?
重たい側と言うよりは、同じ重さで大きな径の効果というべきなのかも知れません。
接触痕が角寄りに、さらに多少乱れて付いているのは、こうした動きの証かな~、なんて。


● エンジントルクが上昇すると面接触に移行する
上記の理屈から推測すると、エンジントルクがかかるほど面接触が強くなり、さらに接触摩擦の関係でランププレートを押し広げようとする時は、加重点がどんどん外側へ移るということかと思われます。結果として、変速時に押し付けられて擦働するのは一番外寄りの接触面になる、という事を写真下側の接触痕が物語っているか、と。ローラーが遊んで乱れたような痕もないですしね。
エンジントルクを強めるほど、外径が小さくなっていく(軽いWRと同様の効果)という理屈ですね。
2段階加速の雰囲気は、この辺の影響なんじゃないかなぁ~、と勝手に思う次第。


● プーリー外いっぱいまで動くと、再度、外径大きい側(写真上側)がお仕事する
ウェイトローラーがプーリー外周いっぱいまで動き、さらにエンジントルクがかかると、遠心力の影響でDr.プーリーの一番重たい場所(写真上側ね)がさらに外に行こうとするため、また加重点が外径の大きい部分に戻ってくるのかな?と。軽い重量でもしっかりとランププレートを押しきる、ということで最高速低下を起こさないようにという理屈かなあ。
外径大きい側の方が、接触痕が強く出ているというあたりから、こんな推測もしてみたりして。


以上、妄想でした。(笑)


一度でいいから
動いているプーリーをじっくり見てみたいーーー!!

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