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2012年7月11日水曜日

『 MFR 新型BLADEマフラー:その2 』 取付小細工と実走行


先日のS-1GP第3戦にて、新型のBLADEマフラーを実装して実走してきました。まず、速さという観点ではまったく問題なしです。この重たい車重+現在78kgの僕で、昨日アップした動画のような他車との競り合いが出来るわけですから、相当チカラ強いと言って良いと思います。

アクセルのレスポンスも上々です。ただ、5,000~6,000rpm付近からガバ開けすると、少し回転が付いてこないですね。アクセル開度を合わせながら回転を上げる感じです。燃調や吸気効率でカバーできるかも知れませんが、それはあくまで対処療法です。
低中回転は、やはり根本的に多少気を使う様な特性を感じます。この付近の回転を常用するのであれば、DB-R、忠男、WJ-CCPあたりの勝ちかな。

僕は9,000rpm付近を常用している訳ですが、DB-Rと比較して変速時の回転数が200~300回転ほど高くなっています。低中回転とは別で、こうした高回転域では確実にエンジン側の引っ張る力が強くなっている証拠ですね♪


という訳で、『その1:ファーストインプレ』で感じた通りの実走結果です。高回転常用で、燃費も気にせず、速さを追求する人には確実にオススメできるマフラーでした ♪ (^-^)

ではでは、、、、、じゃあなくて。


【 取り付け小細工 : バンク角を確保する 】
『その1:ファーストインプレ』でも触れた通り、この太い中間パイプでもバンク角を確保するために、自己責任で小細工しています。今回は、それを写真中心にご報告です。

まずは、見た目の結果からお見せします。左が標準取付け位置、右が僕の取付け位置です。別にカチ上げたかった訳ではなくて(笑)、ラジエターの下を見比べてみて下さい。標準取付けでは、熱に対する安全マージンを採ってラジエターとのクリアランスを取っているのですが、僕はそれをギリギリまで追い込んだ、と言う訳です。

ちなみに、左側が誰の車両かはノーコメントで(笑)

ただ、単純には出来ないんですね。標準取り付け位置ですでに、サポートアーム下側の固定ボルトが接触ギリギリなので、こいつをどうにかしないと、話が始まりません。

さ、という訳で、小細工スタートです~♪


はい、いきなり加工後の写真(^_^;)
サポートアーム下側の支点部分です。

手作業では厳しいと思いますが、僕はグラインダーで5mm程オフセット加工しました。こいつにナベ頭のボルトを組み合わせれば、出っ張りを解消できます♪

取り付け状態は、こんな感じになります。うーん、このギリギリ感、萌えまくりですwww

目一杯、サポートアーム側に寄せるのは、エキパイフランジの多少のガタで寄せられました。うーん、なにもかもが狙い通りで嬉しい限り (^-^)

ところで、なんで中間パイプ以降の角度を自己責任で変更できるのかを書いていませんでした。(^^ゞ

この写真で解りますかね。このレイアウトが肝です。エキパイが横を向いているところでジョイントされているんです。

はい、もっとアップで、ここです、ここ。

少なくとも、僕が知っているPCX用マフラーの中では、唯一の構造と言えます。このジョイント部分のおかげで、中間パイプ以降の角度が自由自在、という事だったんですね ♪

真後ろ、地べたに近いローアングルから撮影するとこんな感じです。かなり追い込まれてます ♪
ラジエターの樹脂部分も、現在一切溶けていないので、意外とここまで追い込んでも平気みたい。

DB-R取り付け時と比べてみると、こんな感じですね。同等以上に収まっているのが解ると思います。

でへへへ ♪

さて、マフラーの角度がカチ上がっちゃったので、当然ステーがそのまま使えません。僕は3mm厚のアルミ板で延長ステーを作りました。
まず、この矢印部分。見た目で参考にして下さい(笑) 一応、ボルト穴ピッチは21mmですが、ここは現物合わせでやるべきかと思います、ご参考までに。

お次は下側のステー。こちらは1本ステーなので、長さは適当です。寸法忘れました(爆)

後ろ側のサイレンサーバンドの場所を好みで決めて、それに合わせて延長分の長さを決めればOKかな?

はい、これで無事に装着も完了でございます♪

こんなクリアランスです。アンダーカウル後端よりも余裕があります。わーい。

いかがでしょ、僕のニヤニヤ加減が伝わりましたでしょうか?(笑)
しばらくは、このBLADEマフラーが僕のスタンダードになりそうです ♪


【 おまけ話 】
これ、結果論として、ローダウンしている人にもメリットがある話かな?とも思います。ローダウンして右側のマフラー接地に悩んでいる方。一度ご検討してみては?(^_^;)
ただし、ローダウン&ノーマルウィンカーはやばいです。確実にマフラーとウィンカーが接触すると思うので、そこらの逃がし対策は自己責任で頑張って下さいね。


※ みんカラで頂いているコメントへのリンク ※

6 件のコメント:

  1. わかたく様

    BLADEマフラーのカチ上げ(バンク角の確保)をするには、
    サポートアームの加工は必須になりますか?

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    1. 匿名さん、こんにちは♪

      うーん、、、カチ上げるのが目的なら、エキパイフランジの遊びで中間パイプを外方向に逃がせば、サポートアームのボルトを避けてカチ上がると思いますが、外に振ってしまったら、結果としてバンク角に大きな差は無さそうな気がします。。。(^_^;)

      まあでも、サーキットレンジで限界までバンク角を確保するという目的ではないなら、日常的には、そもそもカチ上げなくても全然問題ないと思いますよ。たぶん、アンダーカウルを先に擦ると思います。

      一応、お答えとしては、サポートアームを追い込まないとカチ上げてもバンク角限界はあまり変わらないと思われるので、より深いバンク角の確保が目的なら加工は必須。こんなところでしょうか。

      ご参考までに~ m(__)m

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    2. わかたく様

      返信ありがとうございます。
      詳しい説明でとても参考になります。m(__)m
      とりあえず標準に取付けてみます。
      ちょっと聞くところが違うのですがもう一つ質問お許しください。
      純正フロントフォークの突き下げ10mm車高上げとは、標準の溝の上に溝を切っているのですか?また、ブリロード5mmカラーはどちらの物をお使いですか?お手数をお掛けしますがよろしくお願いします。

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    3. とんでもないです、屁理屈屋としては、キチンと答えたいのでwww

      で、フロントフォーク付き下げは、おっしゃる通り溝を切ってます。ちなみに、実物を見れば解りますが、7mm程度が限界です(^_^;)
      また、カラーに関しては色々と適当にやってましたが、今はホームセンターで1mm厚のステンワッシャーを20枚ほど買ってきて、好みで増減させてます。外径は24mmだったかなあ、、、忘れちゃいましたゴメンナサイ、実寸で測ってみてください (^^ゞ

      以上です、ご参考までに ♪ m(__)m

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    4. わかたく様

      たびたびの返信感謝します。
      次回は、わかたくさんと友達のなり方について質問します(笑)
      では、ありがとうございました(^^)/

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    5. ぬははは(笑)

      社交辞令で済ませるのがキライな人なので、普通に声かけて頂ければ素直に対応しちゃいますよ (^-^)
      お礼の気持ちは有り難く頂いてますので、更なる返信は不要ですからね、お気遣い無く。 またなにか有りましたら、遠慮なくご連絡下さいませ。

      ではでは~ m(__)m

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