2012年7月15日日曜日
『 NCY PCX用フロントフォーク 』 インプレッション
さてさて、溜まった宿題ブログのうちのひとつ、NCYのフロントフォークについて、のまとめでございます。一般道に限らず、先日のレースでも使っていたという状況からして、少なくとも悪くは無いのであろう事は想像できるかと思いますが、、、これ、非常に良いです ♪ (^-^)
最初は、ファッション性重視で性能は二の次だろうと思い、あまり期待はしていなかったのですが、使ってみるとあらびっくり。非常に収まりの良い動きをしてくれます。
以下の、わかたく的基準セットを【 100 】として、勝手に点数(笑)を付けてみますね (^_^;)
【純正フロントフォークのセットアップ】
・ フォークセットポジション7mm突き下げ (7mm車高上げ)
・ プリロード 5mm追加 (インナーカラー追加)
・ デイトナ強化スプリング
・ 油面 10mmアップ (65mmで調整)
● 全長、有効ストローク、油面、といった諸元 ・・・ 【 100 】
PCX用なので当然でしょうが、その当然が通用しない社外パーツもあります。ただ、このフォークは大丈夫。諸元に関しては、キチンと純正に準拠しています。油面も約70mmと、概ね純正と同等でした。フォークオイルの番手までは解りませんが、たぶん10番だと想像します。これは、いずれフォークオイル交換時に検証してみます。
ただし、スプリングは全長が違ったので、ローダウンするなら、程よい他社用を流用する事になっちゃいますね。これはさすがに僕の管轄外(笑)なので、何が流用できるかは不明です。(^^ゞ
● 減衰力 ・・・ 【 130 】
スプリングを抜いた状態で、純正フォークと触り比べたところ、明らかに伸びも縮みも減衰力が高かったです。実走行でどう影響するかは次の問題として、根本的に減衰力がアマい純正フォークと比較して、まず最初に嬉しかったのがここです!!(^-^)
こんな感じで、製品そのものは十分に納得できるスペックです。さて、肝心の走行性能に関してですが、今回は比較のベースとして、スプリング以外は純正フォークで施していた調整と同じ状態にして走りました。以下の評点は、その状態での比較です。
● 一般道での乗り心地 ・・・ 【 90 】
決して悪くは無いです。僕的には純正より全然好みです。ただ、やはり走行中の段差通過などでは、少し硬さを感じるので、乗り心地優先の方だと、少し不満を感じるかもしれません。
● 路面追従感 ・・・ 【 120 】
多少感じる硬さは上記の通りですが、フワフワ感は皆無。ギャップ通過後の収束は良く、おつりを喰らうケースはほとんど有りませんでした。ダンパーが思った以上にスムーズに動いているような気がします。この値段で、予想以上の性能 ♪
● コーナリング特性 ・・・ 【 150 】
最も感動したのがここです。同じタイヤ、同じサーキットで、かなり安心感が増しました。フロントの接地感が純正フォークより更に掴みやすく、また、コーナリング中のギャップで少し姿勢が乱れていた、インフィールドの左複合コーナーで、全然暴れなくなりました。かなり良い感じでお仕事してくれています。少なくとも、僕の今の車体状況とは、とても相性が良いです。
気持ち的には200点ほど付けたい(笑)くらい、特性が良かったです ♪
はい、こんな感じでした。僕としては、見た目よりも性能面として非常にお奨めできるなあ~、と感じたフロントフォークでした。このお値段で、この走行性能は、かなりお得かと思います。
こんどメンテナンスする時に、スプリングの径と全長を測ってみますね。ローダウン狙いの方も含めて、スプリング交換の参考にして頂ければ幸いです。(^_^;)
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