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2013年5月9日木曜日

東京近郊のパワーチェックスポット比較


先日、第3期PCX169のパワーチェックをMファクトリーさんでおこなった訳ですが、たまたま和光2輪館でサンプル測定してみましょうという話になり、さくっと測定したのが上の写真。

それなら、僕が知りうる関東近郊のパワーチェックスポットとして、ノザワホンダさんでも測ってみようじゃないの、なんて思い立ち、ノザワホンダさんでも測定しちゃいました。
この写真はノザワホンダさんです。それぞれのショップにある測定器の正式名称やバージョンは、、、すみません、知りません(笑) もし知りたい方が居るなら、ちゃんと聞いてきますです。(^^ゞ

なにはともあれ、結果としてパワーチェックスポット比較という、物好きな人でもなかなかやらないんじゃないか、と思える比較コンテンツが出来上がりました(笑)
たかだか10~20PS程度のスクーターのパワーチェックって、どうやら計測器の負荷設定の掛け方や補正の掛け方によって、結構差がでるそうなんです。専門家じゃないので詳しくは知りませんけど。(^_^;) 駆動構成による特性も、出方が微妙に違ったり。

なので、スクーターのパワーチェックを考えてる方の参考になればな、ということで、僕の手元にある各所の計測データをまとめてブログアップしちゃいます ♪

それぞれのグラフの詳細は、拡大して見てみて下さいな。m(__)m


● わかたく的 『PCX169』 の基本特性
先日のブログには載せていませんでしたが、実はMファクトリーさんで、プーリーを最大変速付近で固定してエンジン特性の計測も行っていました。こうする事で、エンジン回転に合わせて速度が上がっていくので、横軸をエンジン回転にして出力すれば、エンジンの特性が掴めるんですね。
まあ、一般的なバイクのパワーチェックと同じことをやっているだけの事です。(^^ゞ

最大変速付近で固定しているため、ピークパワー付近が高速(高負荷)域になって数値は少し落ちますが、概ね9,000~10,000rpmを使って走らせれば良さそうだな、という事は読み取れます。
あと、中回転域がクソッタレ(爆)な事も良く解りますww まあこれは予想通りなんですけどね。武川カムと、管長の短い吸気の相乗効果でございます。(^_^;)

僕が、低中回転は無視してでも実用域(高回転域)を良くしたい、と前々から書いていた結果が、こんな特性という事です。体感と測定結果がほぼリンクしていたので、ちょっと一安心 ♪

また、武川カムが初期型PCXの9,300rpmリミットでは全然美味しくない、と言っていたのも解って頂けるかと思います。ピークが9,800rpm付近ですよ? 9,300リミットでどうすんのよ、とwww


さて、そんな訳で全開加速9,500rpm前後の駆動構成によるパワーチェック比較です。



● Mファクトリーさんの測定結果(ピーク18.7PS)
先日のブログにも載せた通りですが、比較の基準として改めて。

50~60km/h付近がピークで18.7PS。また、発進時の特性も、タイヤが少し跳ねた事による凹みもグラフに現れており、結構リアルに再現されます。
この測定器で、純正PCXが9.0PS程度の結果を出しますので、実際の後輪軸出力に近い数値だろうと思われます。


● 和光2輪館さんの測定結果(ピーク15.3hp(15.5PS))
同じ車両状態でこの数値。まずピークが2割弱ほど低く出ています。このへんが、負荷設定や、測定器のローラーの重さによる違い、、、らしいです。また、発進時がまったりとファジーにしか出ません。それ以降も60~70km/h付近まで結構まったり。スクーター駆動構成の状態把握は、ちょっと厳しいですかね。(^^ゞ
ちなみに、この時はキッチリ11,000rpmまで回しました。実速146km/h出るか出ないかは、ご想像にお任せしますw


● ノザワホンダさんの測定結果(ピーク18.07PS)
発進時のグラフが多少ファジーに見えなくも無いですが、Mファクトリーさんと比べて、測定誤差?と呼んでも良いレベルの差です。少し低く出る程度の認識で良いかと思います。ただ、この時は少し変速回転が低かったので、その影響なのかも知れません。
ちなみに、青いグラフは以前147エンジンを測定してもらった時のグラフです。中速~高速に向かうパワーのタレかたが全然違います。それだけ、169はトルクも出ているという事ですね。


いかがでしょ、同じ車両状態でこんな風な結果でございました。Mファクトリーさんとノザワホンダさんは、バージョンは違いますが同じダイノジェット製のシャーシダイナモなので、ほぼ同じような結果が出たと考えて良さそうです。

それに対して、和光2輪館さんの測定器は、特に発進から中速付近までのグラフが”のぺ~”としているのが特徴的です。100PSを超すような車両の測定を前提に作られているシャーシダイナモだとすると、10~20PS程度の測定精度は結構低いのかなあ?

ま、とりあえず、何事も実践第一の僕としての結論は。。。
和光2輪館でのスクーター測定は、2割増くらいで読み取ってOKってこと(笑)


※ みんカラで頂いているコメントへのリンク ※

2 件のコメント:

  1. たいちゃんパパ2013年5月9日 10:01

    ご、ご、互角だ・な、、、、、、(>_<)

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    1. Mファクトリーさんは作業スペースに設置されているので、計測して頂けるタイミングを確認しないといけないけど、和光2輪館さんやノザワホンダさんなら専用設備にしているので、基本的にはいつでも測定できるよ。互角かどうか測ってみるぅ~?w

      つーかね、レブの不具合さえ直ればパパさんのはこれ以上ですよ、それは間違いない。悔しいけど間違いない。ただ、実走では空力でその差を埋められる、と ♪

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