みんなありがとう!!!
2017年4月22日(土)、筑波サーキットで行われている筑波ツーリストトロフィーのTN1クラスに、KTM690DUKE-Rで参加してきました。結果を先に書いちゃおう。
ポール to ウィン (゚∀゚) ♪
勝ちたいな、とは思っていましたが、まさか初戦で勝ってしまうとは自分でも想定外でした。まあ、状況が味方した面もありますし、逆に状況に苦しめられた面もありますし、今回は決勝レースがスタートする瞬間までドッタバタだったので、そんな経緯も含めてまとめておきます。
長くなるよ?(笑)
● 事前練習(ここは順調)
元々、出張仕事が続いてほとんど練習には行けない状況だったのですが、前週の仕事がキャンセルで飛んだので、チャンスとばかりに筑波に練習に行ってきました。
走るたびに昔の感覚が戻ってきて、最終的には1分4秒台前半~中盤でラップできるくらいにはなれたので、これはもしかしてトップ争いできるかな?と、この時は思ったわけであります。( ̄▽ ̄)
そんな練習走行のラップがこんな感じです。4秒前半で連続周回 ♪
● 当日レースに向かう(ドタバタその1)
前日夜に出張から戻り、あれこれと所用を済ませたらもう24時を回っていたため、『サッサと現地に行って仮眠を取ろう』という事で筑波サーキットに向かった訳ですが。現地について朝からの段取りを、、、なんて思って荷物を見ていたら。
・・・参加受理書が無い(怒)
いくら探しても無い。これ完全に自宅に忘れた。なんだかよくわからない奇声をあげながら自宅まで戻り、案の定テーブルに置きっぱなしの受理書を持ち、また筑波サーキットに戻ったころにはもう夜明け。(ノД`)・゜・。
結局、徹夜で筑波の初レースを迎える事になっちゃいました。(^_^;)
● 予選前準備(ドタバタその2)
なんせ初参加なのでスケジュール進行のサジ加減がまったく分からず、受付、車検、走行前段取りなど、そりゃもうドッタバタでした。
今回は、グッドスピードの大間さんにピットクルーをお願いしたのですが、結果論で言うとピットクルー1人は無謀ですw
特に、僕が参加するTN1クラスは全体の2番目という早い時間帯のため、予選出走が8:20という時間。大間さん、アホみたいに忙しくて大変だったと思います、改めて感謝感激ありがとうございました!(;・∀・)
予選出走ギリギリでなんとか準備が間に合ってグッタリの図。この時は、更にドタバタが続くなんて当然思ってもなく、一安心しきっていました。
● 予選タイムアタック(ドタバタその3)
何があったのかというと、他車が吹いてしまったオイルに乗って、僅か3周目の最終コーナーで吹っ飛びました。(ノД`)・゜・。
写真は最終のグラベルを転がるDUKE-Rくん。初戦だし、転ぶほど攻めるつもりもなかったし、タイムも出せていないし、最終コーナーでの転倒なので、車両修復は絶望的かなとこの時は思いましたし、、、僕の筑波ツーリストトロフィー初戦は、僅か3周で終了だと。そりゃ思いますって。
でもね、車両を見たらなんかイケそうな気がしてきて、マーシャルさんに『頑張って直します!』とか宣言しちゃったりね(笑) そんな一部始終まで含めてオンボード動画をアップしました。オイルに乗るとスコーンとあっけなく転倒しちゃう様子、経験のない方はぜひ見てみて下さい。まあ、見たところで対処出来る訳じゃないですけど(^_^;)
● 車両修復(ドタバタその4)
エンジンガードやスライダーのおかげでエンジン周りに傷は無し。オイルや水も漏れていない。ハンドルやマフラーステーは曲がったけど直せるし、フォークは無傷だし、破損は右ステップバーのみ。奇跡的に被害が最小限でした。
ただし、グラベルを転がったので車両は泥と砂利まみれ。本当は全バラして綺麗にしないとまずいけど、そんな時間はない。
でも決勝を走れる兆しは見えていたので、予選戻ってから速攻でまず洗車しました。バラせる範囲までバラして、砂利は水圧で吹っ飛ばすとかドライバーでかき出すとか、出来る限りやって、あれやってこれやって、ウォームアップ場ですべての動作確認をして、なんとか間に合わせられました。
大間さんはじめ、観戦に来てくれていた友人総動員で修復を手伝ってくれました。自分、自他ともに認める短気の怒りんぼさんなので、キツイ言い方をしちゃった場面もあって大変申し訳なかったですが、本当に皆が手伝ってくれなきゃ決勝を走れませんでした。改めてお礼を言います。
本当に皆ありがとう!
m(__)m
ちなみに、予選は例のオイルが全周に渡って出ていたらしく赤旗中断。処理後に10分程度再開されたようですが、皆さんまともにアタックは出来なかったようで、、、なんと僕が2周目に記録したタイムがポールポジションでした。絶対に後方グリッドだと思っていたので、なんともびっくりw
5秒台という全然普通なタイムだったんですけどね。前向きに修復頑張った僕達に、ちょっとだけ神様がご褒美くれた気分でした ♪
● スタート前進行(ドタバタその5)
本当にギリギリで修復を間に合わせ、出走前の車両チェックに飛び込んで、タイヤウォーマーも十分に掛けられず、、、そして大間さん1人でテンヤワンヤw
他のグリッドは複数名でワイワイ楽しそうにしている中、大間さんと僕の二人だけ。とっても質素なポールポジションですw
ぽつーん…ww
しょうがないから自撮りして遊んでましたw
最後は、見るに見かねて?w 麻布猫さんが撤収を手伝いに来てくれてなんとかなりましたが、、、これ次回以降は最低でも2人はピットクルーお願いしないと無理ですね。今回は本当に苦労かけてごめんなさい大間さん(;・∀・)
さあ、そんなこんなでいよいよフォーメーションラップに出ていき、オイル処理の状況を確認したり。そして、短時間しかウォーマー掛けられなかったのにしっかりグリップ感が返ってくるタイヤにちょっと安心したり。GETHOTのタイヤウォーマー本当に優秀です(*´з`)♪
● 苦悩追加(ドタバタその6)
そんなフォーメーションラップでも、まだドタバタの名残が僕を襲ってきます。修復時にハンドルをブッ叩いて直した影響でスロットルホルダーが僅かに歪んでいたのか、なにはともあれフォーメーションラップを走り出して僕ちゃん驚愕。
『時々オートクルーズなんですけど…』
スロットルが引っかかったり、大丈夫だったり。これ修復時は大丈夫だったし、出走前車検でも大丈夫だったし。結果、後車検でも大丈夫だったみたいんなんですが、引っかかるもんは引っかかる。ここまで修復頑張ったのに、ちょっと泣きそうになりました。
一瞬、ピットに入ってリタイヤしようかと考えましたが、ブレーキングポイントの少し手前で手動強制オフすればなんとか走れるので、、、とにかくもうレースだし、そのままグリッドに着きましたです。
本当ならこれ整備不良です。ゴメンナサイ(;・∀・)
● 決勝レース(超順調)
そんなこんなで、やっと決勝のスタート。そして、ここまでの紆余曲折をすべて清算してくれたかのように、決勝レースはすべてが超順調でした。(*´ω`*)
フォーメーションラップ時にスタート練習したらピョコピョコとウィリーしちゃって大失敗。
もう、無理せず普通に走りだそうと臨んだ本番は、超スムーズにスタートダッシュを決められました( *˙ω˙*)و グッ!
ぶつからない様に後方確認。おお!本当に飛び出してる!横並びにすらなっていない!オレ様すごい!ww
タイヤのグリップ感は問題なく、1周目から程よいペースで走れました。やっぱりGETHOT最高(*´з`)♪ オイル処理痕を用心しながら&早めのスロットル強制オフ(汗)しながら、という走行なので4秒後半~5秒フラット付近での周回でしたが、毎周バックストレートで後方確認していたらドンドン後続が離れていくので、途中からは無理してペースは上げず、距離を保ってコントロール走行できる余裕までありました。
単独走行なので面白みに欠けますが、そんな決勝のオンボード動画です。
● 表彰式(もうドタバタ無しw)
結果だけ見れば初参加で優勝。でもその過程は本当に大変なレースでした。まあでも終わってしまえば、いつものアホな僕ですw
そんな表彰式の様子を、みっち~さんが気を利かせて撮影してくれていました。せっかくなのでそんな動画もアップしちゃいます。動画のせまくり♪
● あとがき
今回の初参加で、てつおさんはじめ、同じTN1クラスに出場する方々とご挨拶も出来たし、レースとしてもとても嬉しい結果に終わりましたが、今回は大間さんはじめ、観戦に来てくれた友人みんなが居なければ修復が間に合わず決勝を走れませんでした。
そういう意味では、とってもクサイ表現で恐縮ではありますけども、この勝利は皆の勝利です。本当にそう思っています。
心から感謝。本当にありがとう!!!
・・・次回はピットクルーも頼むよ、みんなw
※ みんカラで頂いているコメントへのリンク ※
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